甲状腺癌におけるゲノム医療
甲状腺癌におけるゲノム医療
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甲状腺癌におけるがんゲノム医療 ~薬物治療につなげるために~(0:00~)
Chapter1甲状腺癌の遺伝子変化と治療薬について(0:10~)
甲状腺癌のおよそ8割の患者が遺伝子変化に基づく治療に到達する可能性がある
NTRK融合遺伝子が検出された場合はTRK阻害薬の投与が考慮される
C-CATデータベース解析では甲状腺癌はNTRK融合遺伝子の陽性率が比較的高い癌腫として報告されている
Chapter2NTRK融合遺伝子を検出するための検査について(2:22〜)
検査の種類によってはNTRK融合遺伝子陽性の腫瘍であっても検出できず偽陰性になる可能性がある
コンパニオン診断薬(CDx)としてオンコマインTM Dx Target Test マルチCDxシステム(ODxTT)を実施し、研究目的の参考情報を含む検査結果を希望した場合、 NTRK融合遺伝子が検出されることがあるが、ODxTTはTRK阻害薬に対するCDxの機能がないため、TRK阻害薬を投与するためには、再度検査が必要となる(2025年4月現在)
BRAF遺伝子変異、RET融合遺伝子、RET遺伝子変異が陰性でマルチキナーゼ阻害薬に不応、不耐となれば、CGP検査の実施が検討される
Chapter3ヴァイトラックビの有効性、安全性について(5:06〜)
統合解析、甲状腺癌29例における奏効率は71%(PTC/FTC 86%)、副作用発現率は全グレード 90%(筋肉痛、疲労、浮動性めまい、ALT増加、AST増加など)、グレード3 7%(貧血、リンパ球数減少)などであった